13日、高橋はるみ知事は津波被害の視察に日高管内を訪れました。私も同行し浦河町、様似町、えりも町の被災現場を調査しました。

私は昨日も日高東部3町に参りました
が、1日でずいぶんと片付けが進んでいると感じました。これには、漁業関係者の仲間の人々、町内会、町職員の皆さん、そして地元建設協会の協力支援も忘れてはなりません。皆さん、暖かいですね。

午前中には、日高西部の調査も行いましたが、報告にはまだ出ていない、被害が伝えられていました。例えば、港に停めてあったクルマが港内に沈没している、その為に船の出船入り船に影響が出る、漁組施設の損壊で荷捌き、市場に影響、冷蔵庫の損傷で漁獲物や餌のストックができない、など。
さらに、えりも町では栽培漁業センターが被害を受け、数十万匹のハタハタの稚魚やブリコ(卵)、うに、ナマコが全滅したほか、加工業者がストックしていた鮭など、被害額は今後かなり増加すると見られています。

床上浸水の被害を受けた家庭も調査しましたが、皆さん気丈に事実を受け止め、高橋知事も「町と連携し、できるだけの事はする」と語ってくれました。皆さん多少は安心してくれたものと思われますが、一様に東北の惨状に比べたら良いほうだと語られていました。

力を合わせて、がんばりましょう。

北海道議会議員 藤沢澄雄