選挙前、一人の議員が「議員はバッジをはずせばただの人だ。いや、ただの人以下だ。だから選挙に勝つことが大前提だ。」と私に宣言していました。よく言われることばなのですが、私はバッジがあろうが無かろうが、はじめから自分はただの人です。“ただの人”が、(任期期間に限り)有権者に代わって議会で発言、行動することが議員の役割なのだと考えています。バッジを付けることで権力者と勘違いしているのでしょうか、このような発言をする人は、口では「地域のため」「北海道のため」と言っていても、結局本人にとって議員の“立場”が目的なのだろうと想像してしまいます。
有権者に政治不信が広がるのも、各種の行動が選挙目当てと思われるのも、このような政治家が多いからなのかもしれません。しかし、これも全て選挙結果が有権者の“総意”、“民意”ということになります。これが現実です。