福島第1原発事故以来、検査中の原発で再稼働したところはないという。
 原発は13ヶ月に一度の点検が義務付けられているということで、このまま再稼働が延び延びになれば、明春には国内の53基ある原発すべてが停止することになります。
 また、福井県、佐賀県知事は再稼働への賛否を反対あるいは保留しています。再稼働は、ルール上地元の理解を求める必要はないとされていますが、福島原発事故後住民にその安全性に不安が広がる中では、自治体に慎重な姿勢が見られています。
 しかし、この判断はちょっと変ではないでしょうか?定期検査による停止ならば、検査結果に問題がなければ粛々と再稼働を行うべきであり、仮に原発そのものの安全性に不安があり、再稼働を躊躇しているのなら、検査中も稼働中のものも同じ基準で持続か停止かを判断するべきではないかと私は考えます。
 その点について、北海道の姿勢を注視して参ります。来週は泊原発を調査してきます。

北海道議会議員 藤沢澄雄