各会派による議会改革協議会に臨むための、会派内での検討会が開かれた。
そこで、選挙前に自民党会派としてまとめた「議会改革に臨む我々の姿勢」について意見交換が行われた。まず始めに、この「議会改革に臨む我々の姿勢」は会派内で十分な議論が行われたものではなく、議員の総意ではないことを、公約とは言えないものであることを確認した。
それを前置きとして、内容を紹介すると、
1,議員報酬は現状維持を基本とする。
2,政務調査費は1割程度の削減(53万円 → 50万円)
3,海外調査は1/3の定員として派遣できる
4,費用弁償を削減
100km以上は18,200円 → 15,000円
100km未満は 3,300円 → 2,200円
5,議長肖像画は廃止及び写真を検討する
参加議員からは、
*議員は年金も無くなり、20年間昇給もしていない。道職員は減額しているが、個人としては定期昇給がある。むしろ増額するべきだと考える。ただし、政務調査費は削減するべきだ。
*議員活動のために政務調査費は維持し、厳しい道財政を鑑み議員報酬は削減するべきだ。
*道財政を考え、職員の減額を見たとき、報酬の削減は仕方がない、15%削減
*議員の経費がどれだけかかっているのかを明らかにしたら、必ず道民の理解を得られるはずだ。
*海外調査は全ての議員にその機会が与えられるべきである。現状維持
*費用弁償に関しては、28期前期に議論の末に導き出した額であり、しばらくはこのままにするべきだ
などの意見が出されましたが、まだまだ個人的な意見であり、今後まとめの作業に向かいます。おそらく減額の方向になるような気がします。