4日(月)、道議会予算特別委員会で質問しました。
経済部への質問で、「エネルギー問題に関して」内容は以下の通りです。
全国で定期検査中の原発が再稼働できない状態が続いている状況から、今後の電力安定供給の観点での質問。
(一)今後の電力供給見通しについて
(答弁)
 定期検査中の1号機に加えて、8月の2号機が定期検査に入ると、12月の電力ピーク時には、本州への送電を止めても最大需要550万kwに対して供給が570万kwとなり、かなり厳しい状態となる。

(二)道内の市町村議会では脱原発の意見書採択が相次いでいるが
(答弁)
 27の自治体で原発撤退や自然エネルギーの導入に関しての意見書採択がされ、今後動きが広がっていくものと認識している。

(三)道条例で原発は過渡的なエネルギーと位置づけされているが、電力供給の4割のを原発に依存しているという事実があるが、エネルギー政策上、原発の位置づけは?
(答弁)
 本道経済の活性化や社会生活の豊かさを確保するためには電力の安定提供は不可欠であり、安全性を前提とするが、原子力の全てを直ちに停止することは、現実的でないと考えている。

(四)国からの安全などに関する説明を「待つ」だけでは、本道の電力供給に責任ある知事としては、姿勢が弱すぎる。積極的に国にその安全性などを申し述べるべきだと考えるが?
(答弁)
 道としては、安全規制を担う国において責任ある説明をする必要があると考えている。その説明を踏まえて運転再開に関して整理して参る。

(指摘)
 現在、全国で定期点検で一旦停止した原発が再稼働できないでいる。安全性に不安があるのなら現在稼働中のものはどうなる?それが良くて、定検後に再稼働ができないことは、どう考えてもつじつまが合わないと私は考える。
 いずれにしても、今日の答弁は一般質問の域を出ないもの。知事に直接問うべきと考えるので、知事総括で再び質問したい。

 以上

*4日NHKのインタビューに、古川佐賀県知事は原発再稼働を認めることに、「運転再開許可の表明が、一番になるのがいやだとか、そんなことは考えない。地域として独自で判断していくべきだ。」と明確に発言されました。それ!それ!・・・そのような発言を私は高橋知事に求めたいのですが・・・
しつこいようですが、私には安全性に関して判断はしません。あくまでも、稼働中のものを認めながら、一方で定期検査後再稼働できないのは説明ができないという考えです。