静内温泉は耐震基準が満たされていないことから、19年10月より休業の措置をとっていますが、併設する宿泊施設は林業研修センターとしての支援を受けたものとなっています。新ひだか町は町民の強い要望があることから、全施設を解体し日帰り温泉施設を新築することとしていましたが、補助金を受けた林業研修施設はその耐用年数内であり、本来ならば補助金の返還をしなければならないことになっています。
これまで道も含めて、林野庁と協議を続けた末、すでに一定の地域貢献が果たせたこと。他の施設で目的は代替できること。日帰り入浴には強い地域の要望があること。などの理由により、補助金返還は不要と判断されました。これで、静内温泉新築に弾みがつくものと思われます。
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藤沢澄雄/Sumio Fujisawa
sumio@evergreen.st
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