北斗市のセメント会社が、震災がれき処理に向け動き出したというニュースに拍手を送りたい。31日高橋はるみ知事が正式に要請し、道と企業ががれき受け入れに一歩踏み出したことになる。北海道議会でもがれき受け入れに向けた国の後押しを要請してきたが、一日でも早い実施を望む。
がれき処理を巡って、「利権に群がる」との中傷も聞こえてくるが、それではボランティアでことが運ぶというのかと私は言いたい。スピード感をもった課題解決のためにはどのように流れを作るのか、それが今最重要な課題だと私は考えている。
また、道内自治体には焼却や処理、埋設などに関して可能な自治体ばかりではないと思うが、各自治体それぞれができる協力スタイルはあるはずであり、それを粛々と行うべきだと思う。私は、一方的に「受け入れない」自治体を非難しているつもりはない。ただし、風評被害や危険性を理由にするのなら、その間違いは正したい。