私のメールアドレスに、質問が参りましたので、ご紹介します。
ご質問、ご意見ありがとうございます。以下、私の考えの述べたいと思います。
*内容:放射性物質で汚染されているかどうかの調査は具体的にどうすれば良いとお考えですか?一つ一つの瓦礫を計測しなければ正確には測れませんよね。今まで、安全と思われる一般ゴミを焼却してもわずかに汚染されているのです。それをどう考えても札幌より汚染されている地域の物を焼却したら、灰の汚染は酷くなり、簡単に処理できなくなりはしませんか?
(回答)被災地=汚染がれきという認識を改め、ひとつひとつ検証することから始めます。今考えられているのは鉄道のコンテナに積み込むのですが、そのひとつひとつを放射性物質のチェックを行うと聞いています。概ね2重のチェック、次に受け入れ先において検査、その後焼却の場合は、焼却灰の検査を行うと聞いています。
そもそも「札幌より汚染されている地域」とは、私は考えていません。また、がれきは焼却ばかりではなく、木質の加工、コンクリートに混ぜて製品化するなども考えられています。
*そういう事を心配している国民は多いです。被災地の住民も地元でやって欲しいと言っているのにそういう声はかき消され、日本全国に交通費をかけて拡散させる事ばかりを訴える国はおかしくはありませんか?
(回答)被災地でも7〜8割のがれき処理はできるようです。それでも処理しきれない分を、全国の既存の焼却炉や加工・再利用という形で処理する考えです。これまで地元で処理してきた結果が、現在のように莫大ながれきが残っているようです。私は再来週現場を訪れる予定ですが、その後詳しくご報告できると思います。苫小牧市長から聞いている話では、明確に被災地自治体からの要請があるとのことです。また、処理作業には利権に群がる業者がいるとの主張も聞いていますが、ボランティアでことが進むとは考えにくく、それではどうしろ?と聞きたいのです。
*復興の遅れは本当に瓦礫のせいだけですか?
公人なのですからよくお調べになってから発言された方が良いと思います。
(回答)
復興の遅れは、もちろんがれきだけではありません。しかし、がれきもいち早く撤去することが求められていることも事実です。調べてと言われますが、私なりに情報収集を行い結論を導き出しました。そして、現地にも行く予定です。
*上田市長はなんら矛盾しておりません。
(回答)
ブログでも申しましたように、札幌でも焼却灰から微量ながら放射性物質が検出されていますが、それは安全だと言っています。それに比べて受け入れる国の基準値や道独自の基準値の違いについてはどこで安全の線引きができるのか?その点が矛盾です。さらに、なぜ「札幌並の放射線量なら受け入れる」と言えないのでしょうか。