共感を受けたので紹介します。
「年越し派遣村」村長から内閣府参与となった湯浅誠氏のインタビューから（朝日新聞１３日）
Q：内閣府参与として変化はあったか
A：「主権者としての自分たちの力を過小評価し、政治家や官僚のそれを過大評価していると、過度な期待と失望を繰り返すだけ」「どんな立場になっても、やっているのは角のないオセロ、ひとつずつ地道に反転させていくしかない」
Q：オセロ盤そのものをひっくり返そうという戦い方もあるのではないですか。
A：コマを一つ一つひっくり返す積み重ねの延長でしか、盤をひっくり返せないと思っています。既成政党、議会制民主主義が機能していないからといって、見限ってしまうことがよい結果をもたらすとは思えません。」「議会制民主主義は１０ある利害をできるだけ切り捨てないようにして玉虫色の結論を出すシステムです。一方で今待望されているのは、１０の利害から１をとって９を切り捨てられる強いリーダーですね。しかしそこで切り捨てられるのは誰か。おそらく私たちでしょう」