サクラ開花の話題(北海道)とゴールデンウィークの行楽などの話題が満載ですが、今日5月3日は「憲法記念日」です。施行から65年を迎える日本国憲法について、国民ひとりひとりが考えてみる必要性を感じます。

自民党は結党以来、党是として日本国民による自主憲法の制定を目指しており、北海道新聞が言うような、「震災に乗じた改憲」でもなければ、「本音は9条改廃」でもありません。世論調査でも多くの日本人が「憲法改正が必要」(約58%)と考え、自衛隊の位置づけを明記するべき(約72%)と答えているのです。

また、「国民が求めているのは戦争のできる国をつくることではない」(道新)とも述べていますが、同時に他国に我が国の安全を委ねることが健全なのかという論点も忘れてはならない。戦争をさせないのも国民の役割であり、「丸腰」になることとは全く意味が違うことだと私は考えます。

憲法改正は決してタブーな話題ではありません。戦後の主要国をみても、ドイツ58回、フランス27回、イタリア15回、アメリカ6回の憲法改正が行われているのです。また、9条にのみ話題が集中しがちですが、人間がつくったルールなのですから、時代とともに検証し、必要とあらば見直すことは当然のことと思います。