2日、一部の新聞で道内4,000件余りの堆肥舎建設において、建築確認申請が実施されていなかった問題が報道され、関係方面から問い合わせがあるなど、波紋を広げています。
これは平成11年に「家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律」の施行により、家畜糞尿の環境汚染防止のために堆肥舎の建設が義務づけされたことによる事業。全道では約6千件の施設の内、4千件余りが建築確認の申請を行っていなかったことが分かったのです。
5日、私は建設委員会で建築確認手続き違反に絞って、今後の道の対応に関しての質問をしました。また、同時刻に農政委員会でも同様の質問が行われます。道は、今後4千件全ての堆肥舎を道農政部、農業団体・施工業者が中心となって安全確認点検を実施し、必要に応じて安全性向上対策を実施することになりました。