ラジオのパーソナリティーが、「6月30日は特別な日です。それは『レバ刺し』が食べられる最後の日なのです!」と話していた。さらに、台風が接近し市民が帰宅を急ぐ中でも、焼き肉店は「最後のレバ刺し」を食べる客で賑わったということだ。
レバ刺しの禁止は食品の安全性を担保するための規制強化のはずだったが、消費者は国のいう”危険”を気にせず人気が集まる不思議。一方では、国が安全だといっても放射性物質含有に神経質になる消費者と風評被害の存在。さらに無意味といわれるBSE全頭検査を続ける現実などをみても、人の心は本当に分からない。