オリンピックを通じて唯一心にしみたコメントを目にした。それはボクシングミドル級で金メダルを獲った村田諒太選手の話だ。「僕に才能があって金メダルが取れたと思うし、周りにも支えられた。神様も味方してくれた。金メダルは狙っていた。夢じゃなく、目標だった。ただ、これが僕の価値じゃない。これからの人生が僕の価値になるので、恥ずかしくないように生きていく。〔共同〕」
選手の真剣な態度を通して、純粋にスポーツの素晴らしを感じ、数々の感動をいただいた。そんな中、韓国サッカー選手の「竹島領土問題」のアピールは、純粋なはずのスポーツに政治や国民感情を盛り込ませたものであり、非情に後味の悪い残念な事件だ。