北海道新聞は道内選出国会議員のインタビュー記事を定期的に紹介している。29日は鳩山元首相。「竹島・尖閣問題をどう見る」との質問に対して、”最近”の日本外交と無関係ではなく、TPPなど米国よりの姿勢がアジア諸国とのバランスを欠いたと述べている。また、普天間問題で米国との信頼関係が弱まった事が要因ではとの指摘に対しては、「そうなら在任中に問題が生じたはず」と否定している。
首相当時「学べば学ぶほど・・・抑止力を維持している」と米軍沖縄基地の重要性を再認識したはず。アジアへの急激な傾斜で、”バランス”を欠いた張本人ではなかったのか。
しかも、「政府が信頼してくれるのなら、元首相として近隣諸国との関係改善に取り組みたい」・・・信頼される前に、自分がどれほど現政府を信頼しているというのか?