今朝はドクターヘリについてなど、道内の航空医療について
現在3機体制で配備されているドクターヘリは、国・道による補助金により運営されており、道内143の市町村をカバーしています。平成22年度の出動実績では、1,591件の出動要請があり、その内未出動は385件で、主な理由は天候不良が原因となっています。運行プロセスにおける平均時間は前年度よりも短縮化が図られ、22年度では医師接触までが29分弱、病院搬送まで65分余りとなっています。また、有効性の効果も検証していて、550件(54%)が有効、383件(38%)が不変となっていますが、現場の対応や判断が年々向上している一方で、オーバートリアージ(重症判断基準を甘くすること)を躊躇する必要はないとも述べています。