参議院選挙を占うと言われる東京都議選挙は自公候補が全員当選、前回から19議席増やした一方で、民主党は改選時の43から15と惨敗、共産が8から17、みんなは1から7と増やし、維新は3から2となった。
安倍政権人気で自公が躍進する一方で共産党が伸びたのは、民主が対立軸になり得ず、その意思が第3極ではなく共産党へ動いたのだろうか。また、低投票率が組織票をもつ政党に有利に働いたとの見方もあるが、投票率の低さは何を意味するのだろう。
選挙に行ったことがなかったと批判された某女性部長に聞いてみたい(>_<)
維新の落選候補は「もともと橋下さん人気に頼ったつもりはなかったけれど、もう少し発言を考えてくれればよかった」と述べたという。また、ある候補者はポスターの政党名の1文字を数センチ角と4年前の10分の1に。陣営は「党名に前向き感がないから」と語ったという。さらに、参議院奈良選挙区で維新から立候補を予定した奈良県会議員は立候補を取りやめる意向を示した。維新の立候補予定者の辞退表明は5人目となる。
改めて「政党とは」と考えてしまう。当選のためにその場の人気にあやかるものなら、いずれ化けの皮がはがれる。政治家はぶれない信念こそが最も求められる要素だ・・・と思いたい。
私は苦しいときの自民党を経験したからこそ言いたい。