宮崎駿監督「風立ちぬ」をきっかけにゼロ戦に関心が高まっているという。「ゼロ戦は今なお人々に特別の気概を抱かせる。世界最高水準の技術の結晶。しかし人を殺す飛行機を生み出した堀越に批判は付きまとうが、全ての国民が戦争に加担した時代だ。批判はこの体制をつくった側に向けられるべきだろう」と述べている…「都合よすぎないか?」と感じた。人気アニメには逆らう気はないのだろう。
ということは、ゼロ戦や軍備そのものは否定しないが、運用にこそ問題があるということなのだろう。それならば同じ日の紙面で批判するオスプレイは、その存在が問題ではないということになる。
しかし批判の趣旨は「オスプレイ」そのものが悪いという印象だ。それも諸説があるなか「事故率」を持ち出して、反対のための理論付けに思えてならない。しかも沖縄では賛成のデモも行われているが絶対に報道されない。
やっぱり「都合よすぎないか?」
北海道議会議員
藤沢すみお