23日新ひだか町で開催されたサラブレッド繁殖馬セールは、売り上げ総額は前年を24%下回ったが、過去最高の223頭の上場、売却率61%(同−12)とまずまずの成績となった。
まだまだ馬主層の参入は多いとは言えないが、繁殖市場の定着により、牝馬が競走時の賞金取得ばかりではなく、繁殖としての価値も含まれることで新たなインセンティブが生まれることになり、牝馬の売買価格上昇に繋がる可能性が生まれる。欧米ではそれが当たり前となっていて、日本でも馬主層の生産分やへの投資、参画を促す流れを作るべきだと思っている。
北海道議会議員
藤沢すみお