28日のプロ野球ドラフト会議で、我が日ハムが早稲田大・斉藤投手との交渉権を得たことで、
北海道中が歓迎ムードに沸き上がっています。
ところで、30日から始まるプロ野球日本シリーズの1,2戦が、地上波で全国放送がされないばかりか、
9時で打ち切りとなるらしい。
日ハムが出られず、北海道民にはいたって盛り上がりに欠ける日本シリーズかもしれませんが、
それでも我が国でもっとも人気と伝統のあるプロスポーツにかわりありません。
メジャーリーグの過度な放送が原因ではないと思うのですが、
野球ファンの一人として残念でならなりません。
それにしても、最近のTV番組は、制作費を抑えたお笑い芸人が登場する番組が多いように思います。
じっくりと取材に時間をかけた、メッセージ性の高い番組はほとんど見られません。
それも政治と同じ様に視聴者(有権者)が求めた結果なのでしょうか。
また、20歳代の若い人の話を聞くと、想像以上にテレビ離れが進んでいるように思います。
中には、テレビを持っていないという若者もいました。
彼らにとっての情報源はほとんどネットからだということです。
先日、自民党ネットサポータークラブ(J-NSC)の初めてのオフ会が札幌で開かれたのですが、
参加者の顔ぶれを拝見し驚きました。
20~30歳代が中心、しかも半数以上が女性、遠くは京都、和歌山、
そして道内各地からも参加者されていましたのです。
政治関係者のなかでは、政治に無関心と思われていた世代にも、
自ら行動を起こす若者が確実に存在していること。
そして、それにはネットが大きく貢献しているという説明に十分納得がいくものでした。
社会の中心となる世代のメディア環境が変化し、個人の価値観、そして政治や国のあり方さえも変化していくのかもしれません。