先日頂いた教育現場からの苦情に関して、道教委から回答をいただきましたので、ご紹介させていただきます。

まずは、投稿の内容です。
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藤澤道議は教育現場のことを何も知らないんですね。
今どき学校に「ヤミ専従」がいるとでも思っているのでしょうか?
労働組合法や労農基準法なども、もう少し勉強してから情報発信された方がいいと思います。
普通の労働者はお昼に45分ないし60分の休憩時間がありますが、教職員にはありません。給食・昼食指導があり、子どもから離れられないからです。その結果、子どもが下校してからの4時近くになって60分の休憩時間となる。
そして休憩後に意味のない10分程度の勤務時間がくっついている。休憩時間は労働基準法の規定で勤務時間の間に入れないとダメだからです。朝から夕方までずっと働きづめです。

休憩時間とは自由に職場を離れられる時間ですが、この時間にゆっくり休憩している教職員を見たことがありますか?
職員会議が延びたり、教材研究、家庭訪問、中学校では部活動が公然と入っているのに、このことを違法行為だ、労働基準法違反だとは言わないのですか?この職場実態を道教委は認識しているのに、何ら実効ある解決策を示していないんですよ。組合は、この違法性をずっと前から主張しているんです。

ずっと前から違法行為をしているのは道教委、教育行政の方ではありませんか?
藤沢道議の主張はあまりに偏っています。道教委への違法性の追求も行って欲しいですね。
それができないとすれば、北教組を攻撃しているのは、何か別の目的があるのだろうと思ってしまいます。

これからの藤沢道議の発言と行動を注視しております。
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[教職員課の考え方]
○  教職員の時間外勤務等の実態については、有識者で構成する「時間外勤務等縮減推進委員会」が平成20年度に実施した調査において、勤務日における1日の平均労働時間は、校長が約10時間、教頭が約12時間、教諭が約10時間から11時間となっており、また、休憩時間についても、十分に取られていないという調査結果が出されており、道教委としてもその対策に努めているところ。
○ その一方で、昨年、一部の職員が勤務時間中に、学校のファクシミリを使って職員団体の会議の案内を送付していたことや、休暇処理を行わずに職員団体の会議に出席していたことなどから、道教委として、学校教育に対する道民の信頼を確保するため、教職員の服務規律等の実態について調査を行ったところ。
○ 勤務時間中に何らの手続を経ないで職員団体の活動を行うことと、教職員が多忙であることは、全く別の次元の問題であり、公務員たる教職員が法令を守らないことは、到底許されるべきものではないと考えるところ。
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以上が道教委の回答です。今後勤務環境の改善は行っていくべきだと思いますので、私も問題に関する提言を行う用意があります。現場からのご意見を是非お寄せください。
ただし、政治的な活動や選挙活動は完全に禁止であることを肝に銘じるべきです。公務員だということをしっかりと認識してほしいものです。